top of page

T300系

2011年7月に、東北鉄道向けの車両として登場した(東北鉄道は経営悪化により2015年10月で廃線)後、関洋高速鉄道が同車を購入し、2017年4月に時崎新高速鉄道に移管された。片側2扉ではあるが、扉幅を広くすることにより乗降時間の短縮を図っている他、車いす等にも対応する。導入当初は100系ではあったが、2016年1月から7月にかけて蓄電池の設置及び内燃機関(250ps2基→450ps1基)の換装を行いT200系に改称した。その後、2017年5月から6月にかけて、約半数の編成において2両固定編成化及び化粧室の設置工事が行われ、パンタグラフが取り付けられたことにより形式名をT300系に再改称した。内燃機関の細部の見直しにより、排気中の窒素酸化物や二酸化炭素を換装前に比べ4割程低減している。電化区間では架線からの電気の供給により走行し、非電化区間や停電時等は電気式気動車として走行する。現在は笛ノ音線を中心に運行されているが、将来的に笛ノ音線が電化されることに伴い関北線からT8000系3両編成が笛ノ音線に転属し置き換えを進める予定である。捻出した車両は西山地方の系列子会社に転属する予定。

bottom of page